
ガタ子、夜の古町が好き。
古町で呑むお酒の美味しさたるや…
と、ガタ子の上をいく古町通の上司に
オススメを聞くと決まって『古門』という。
あぁ…ガタ子も『古門』で美味しく呑みたい…
と『古門』の店主さんにインタビュー?!
なる貴重 de 希少なチャンス到来!
緊張…ビール1杯飲んでから行きたい。笑

『長谷川信司』店主
東堀通9番町にある『日本料理 古門』の店主。
聖籠町出身。
老舗料亭『なだ万』で料理長を務めたのち、2012年に新潟・古町で『日本料理 古門』を開業。
2020年、「ミシュランガイド新潟2020特別版」で一つ星を獲得。
職人としての真摯さとは裏腹に、気を抜くと親父ギャグを炸裂するユーモアな一面も。
好きな新潟グルメはタレカツ。
はじめまして!美味しいお料理とお酒と夜の古町が大大大好きなガタ子です!
憧れの『古門』の店主さんにインタビューする日がくるとは…ガタ子やっててよかったです。笑
今日はよろしくお願いします!
よろしくね~
って、ことで…お店の予約いつくらいにする?
え、えぇ…再来週あたり??え…
早速、長谷川さん節にタジタジなガタ子。
しょっぱなから押されてる。笑
では早速、お店についてどんどん聞かせてください!
2012年に『日本料理 古門』を開業されてますが、古門…店名の由来について教えてください!
私が博多にいたときに『豆丹』っていう有名な小料理屋さんがあったんです。そこ、誰も「いらっしゃいませ」って言わないんですよ。で、お客さんはそれをみ~んなわかってて…お店の人は「おかえり」、お客さんは「ただいま」といった挨拶が当たり前。「お母さん、ただいま~」「あんた久しぶりやね。どこ行っとったと~」みたいなすごくアットホームなお店で…
そのお店の人が、飲食店は「ん」で終わる名前がいいんだよって教えてくれたんです。だから、「ん」で終わる店名にしよう!と思ったのが原点ですね。
なるほど…長谷川さんが博多時代に通っていたお店がきっかけ!と…
そう。で、女将が中国の故事成語から取ってきて、壺の門で「壺門(こもん)」にしようか!と、最初はこの店名で始めようと思ってました。
へぇ〜最初は壺の門だったんですね…!ここから今の『古門』にどう変わったんですか?
最後にとりあえず、字画調べようか!ってことで調べたら…飲食店には合わない字画で。それも3日でお店潰れちゃう!って字画で。さすがに3日で閉店はまずい!と思って…新潟といえば古町だ!と『古門』にしたんですよ。
女将と『古門』か「古今」で迷ったりもしたんですが…字画など総合的に考えて『古門』に決まりました。
そんな裏話が…なんだか『古門』の深い歴史知れた感じで軽く優越感です。笑
まさかのスタートは「壺門」
今の『古門』になるまでのエピソード…
ガタ子は、レア情報を手に入れた!

お店を開業した当初、古町には割烹料理屋ってなかったんですよ。当時の新潟は、居酒屋文化か高級料亭・懐石料理のどちらか。その中で『日本料理 古門』は、ちょうどその間に位置する業態だったので…正直、かなり浮いてたんです。
それこそ東京や福岡では割烹料理屋は普通にあるけど、新潟にはまだ馴染みがなくて…だから、異質なことを始めて本当に受け入れられるのか、不安の方が大きかったです。
その土地にないもの、誰もやってないようなことをスタートするって、不安ですよね…それをここまでの人気店にする…感動してます。
なんなら最初はおでん屋さんをやりたい!って思ってたなぁ。
え、えぇ?!おでん屋??長谷川さんって…老舗料亭で料理長されてましたよね?まさかのおでん屋さんへ転身?!
実はおでんに不満があって…
同じ鍋で煮てる上に、食べるときみんな一律で「からし」つけるでしょ?あれ、おもしろくないんだよね。
厚揚げには生姜、胡椒や柚子胡椒とか…具材に合った食べ方を提供したかったのよ。
おもしろくない!ってのがおもしろい。笑
おでんに対する情熱!!
でも、新潟じゃそんな食べ方する人いないって言われてね。「今までやってきたことしかできないんだから、まずは日本料理やりなよ!」って女将に言われて…確かにそうだな。と…それで、古町で日本料理をスタートしたの。
今や大人気の『古門』に、そんな濃い〜エピソードがあったとは…!

不安も大きかったけど、ずっと日本料理やってきたし…日本料理の成り立ちや先人たちから受け継いできたものを、時代に合わせつつ残していく。日本料理の形を継いでいきたい!と思ったんです。
東京や大阪に出張で行ったり、食べ歩きをしてるって人も新潟には多くてね。
「これで銀座に行かなくてもよくなったわ!」とか「ここに来ると京都に行くのと変わんないね」なんて言ってくださるお客さんが増えていって…
新潟を出なくても日本料理を堪能できる。そう感じて通ってくれる人がいるのは、本当にありがたいな~と思いますね。それで、古町で日本料理をやってよかった!と思いました。
なんて深イイ話しだ…
要所要所にギャグを惜しみなく放つ長谷川さんから
こんな心あったまる話が聞けるなんて…
ドキュメンタリー番組観てるみたい。

長谷川さんって聖籠町出身ですよね?
なぜ古町にお店を出店しようと思ったんですか?きっかけが知りたいです!
これはね、博多にいたときに当時の上司に言われたんですよ。「土地に気がある」と…
土地に気…気??
そう。土地が持ってる「気」
よくあるでしょ?お店を探して歩いてると、ふと目に入った店に…このお店の雰囲気良さそうだし美味しい気がする!って瞬間。
たしかに…なんか…あります!!
その「気」っていうのは、お店を良くしようって想いや、長年そこに根付いた空気感が、その土地に染みついてるんですよ。
たとえば、元々お花屋さんだった場所に飲食店が入ると、どうも客足が伸びない…みたいな話って聞いたことないですか?その土地が本来持ってる「気」と合ってないとダメなんだなぁ…と実感したんです。
そうすると…長谷川さんと相性が良かった飲食店の「気」は古町だった!ってことですか?
正解!新潟駅前も万代も、けやき通りも全部歩いて見てまわったんだけど、古町の「気」がピッタリだったのよ。もうココだなって。
たしかに!『古門』の空気感と古町って、どんぴしゃです!
THE古町って感じ。

では、ここで…ちょっとキニナル質問を。
『なだ万』でお仕事してたときと、新潟に戻って『古門』を始めたときのギャップってありましたか?
『なだ万』では、いち料理長だったんです。
でも、『古門』を開店してからは、女将も手伝ってはくれたけど…ほぼ1人で朝から晩まで食材の仕入れ・開店準備・掃除・料理…そのときに初めて『なだ万』は分業制だったことに気づきました。
お店をやるって、単に料理を作ることじゃないんですよね。自然と、お店を続ける大変さを実感しました。
たしかに…お店って料理だけじゃなくて、準備から接客、配膳、掃除、お会計まで…いろんな作業がありますね。すごくやることが多い…
なので、お客さんには帰るときに「美味しかった!」よりも「今日は楽しかった!」と言ってもらえることが何より嬉しいんです。
美味しかったより楽しかった??美味しかったが欲しくないですか??
人が一生のうちに食事をしてる時間ってだいたい7年間なんです。
その7年間が豊かであれば、その人の人生はより豊かになるんじゃないかって言った人がいて…なるほどな!って。ただ食事をするんじゃなくて、食事の時間そのものを豊かに、楽しくしてほしい。
今日この店で過ごした約2時間が、やっぱりここに来てよかった!楽しかった!と思ってもらえるのが、私にとって一番の喜びなんです!
ちょ、深すぎる…
美味しかったです!が一番の感謝と思ってたけど
楽しかったです!か…
ガタ子も今度来た時は
しっかり 「楽しかった!」 を伝えよう!

それではここで!『古門』を一緒に支えている相棒的存在・料理人の「前田」さんについてのエピソードもぜひ教えてください!
実はね、前職の『なだ万』で一緒だったんです。ただ当時はそこまで深い関わりはなくて…
彼が『古門』を訪ねてきて、地元の新潟に戻りたい!ここで働きたい!って何度も店に通ってきてたんですよ。
前田さん曰く…
『なだ万』時代の長谷川さんは
雲の上の存在だったらしい。
新潟出身の料理長だとは知ってたけど
話しかけられるような立場ではなかったんだとか…
最初は「帰れ~!」なんて追い返してたんだけど…まぁいろいろとご縁があって、今では私の右腕となって『古門』を盛りあげてくれています。
いろいろとこ゚縁…ここもなんか深そうですね。笑
では、長谷川さんから見て、前田さんはどんな人でしょうか?
ひとことで言うと、頑張り屋さん。料理に一生懸命!
飲食業界は長時間働くことも多いけど、お客様に美味しかったよ!よかったよ!と言ってもらえるのが励みで一緒に頑張ってくれています。
今では一緒にカウンターで肩を並べて
『古門』を盛り上げる心強い仲間!
前田さんもきっと長谷川さんと並べるの
すんごく嬉しいんだろうな…
ツーショット見てたらなんかジーンってくる。

では、ズバリ!『古門』で働くのに向いている人を教えてください!
一言で言えば、本当に料理が好きな人。
もっと具体的に言うと…素材に愛情をもって、どうやったら1番うまい料理になるか?どうしたらお客様が喜んでくれるか?その工夫を楽しめる人ですね。
『古門』は常連さんが多いので、提供する料理は一人ひとりの好みや量に合わせて、その日ごとに内容を変えてるんです。
そんな細やかな気配りがあるなんて…さすがすぎます!お客さん的、自分のための料理ってわかるの最高に嬉しいですよね。『古門』さんの常連になる気持ち…めっちゃわかります!
叶うならガタ子も常連になりたい…
なので、そのお客様のことを考えながら、一生懸命料理に向き合って、一緒に悩める人。が向いてるんじゃないかなと思いますね。
まさに思いやりの料理人!
ただ作業として料理するんじゃなくて、その人のために工夫するからこそ伝わるものがあるんですね。その分、「美味しかった!」「楽しかった!」って言われたら…嬉しいんだろうなぁ〜
『古門』が愛される秘訣…
「眼の前にいるお客様のために」
ってアツい想いが料理にも空間にも
滲み出てるからなんだろうなぁ…
これも長谷川さんが言う「気」ってこと??

長谷川さんの料理人としての情熱と
驚くほどのお茶目さも相まって
この1日で『古門』沼にハマった。
ちなみに、年に1回おでんの日があるとか…
長谷川さんのおでん、食べてみたい!!
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※本記事は日本料理 古門提供によるスポンサードコンテンツです。

